87%が「働きがいがある」と答える環境を実現
当社では、「働きがいがある」と回答する従業員が87%※1と高い割合を占めており、「社員が働く幸せを感じている企業※2」では3位にランクインするなど、人材のパフォーマンスを引き出すために様々な人事施策を実施しています。その一つが、「キャリアエージェント」という社内ヘッドハンターによる適材適所の実現です。社内異動公募制度や、従業員一人ひとりの課題感を吸い上げるコンディション把握ツールを通じて、適切なポジションや機会を提供します。
当社は長年に渡って若手に裁量を与えることで成長を促すことを重視しており、新卒社員の初期配属では本人の希望を尊重することでモチベーションを高め、パフォーマンスの発揮につながっています。良いスタートダッシュをきるため配属後のオンボーディングにも注力し、新卒社員の適材適所と才能開花に努めています。その結果、「20代成長環境」スコアが高い企業ランキング※3では1位にランクインしています。
▎「20代成長環境」スコアが高い企業
今年から開始した「強化指定社員セレクション会議」も、優秀な若手社員の抜擢やキャリア育成を目的とした取り組みです。この会議では、各管轄の管理職が選定した現場社員の強みや人となりについて、経営陣や他部署の管理職に向けてプレゼンテーションし、候補者ごとに今後の育成プランを議論します。すぐに抜擢することもあれば、数年のスパンで様々な経験を積む計画を立てることもありますが、若手が成長を続けられるよう、抜擢漏れには細心の注意を払っています。
技術者が所属する開発組織において大切にしているのは、オーナーシップ・カルチャー。オーナーシップをもって問題を発見する力や変化に柔軟に対応すること、その積み重ねがクオリティの高いプロダクト開発やパフォーマンスの発揮につながります。その上で最も重要なのは、技術者自身に機会と裁量を与えることだと考えており、技術者版のあした会議※4「CA BASE SUMMIT」などを通じて、自ら経営課題を発見し責任をもって実行する機会の創出や、評価制度の刷新など機会と評価の好循環を回す仕組みを取り入れています。
2024年2月には管理職の成長支援を目的に社内カンファレンス「M-power」を開催し、約300名が参加しました。役員や幹部が講師となり、成果を上げているマネージャーの知見共有、マネジメント力を最大化するワークショップなどのコンテンツを実施。代表の藤田からは、「人が仕事をしていて心から面白いと感じてやる気が出るのは、自分で考えて決めたアイデアを自ら実行した時。個人のやる気をいかに引き出すか、いかにやりたいことを尊重するかが組織をマネジメントする上で重要になってくる」というメッセージを伝えました。
このように、職種や階層別の様々な人事施策を通じて、働きがいを生み出す仕組みを創出しています。今後も、急速に変化するインターネット産業において持続的な成長を遂げられるよう、従業員のパフォーマンスを引き出し、長期にわたって活躍できる環境の構築に努めます。
※1 2024年度ストレスチェックにて「働きがいがある」と回答した割合 ※2 社員が働く幸せを感じている企業:2024年7月16日 日本経済新聞にて掲載 ※3 「20代成長環境」スコアが高い企業ランキング:Z世代が評価する「20代成長環境」スコアが高い企業(オープンワーク調べ) ※4 あした会議:サイバーエージェントの未来に繋がる新規事業や課題解決の方法などを提案、決議する会議